昨日から雨天。大雨でもないし寒くはないですが、冬に向かうこの季節のどんよりとした雨雲は何だか九月の雨雲よりも重そうに見えて、もうすぐ雪の季節になるのかと思うとちょっぴり気も沈みそう。そんな深い秋となりました今日この頃ですが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
今日は麻里江先生のひとりごとです♪
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今日は札幌コンサートホールキタラ大ホールにて行われた「サー・アンドラーシュ・シフ ピアノリサイタル」を聴きに行ってきました。
シフは2020年にもキタラでのリサイタルを行う予定で、わたしたちもチケットを購入し楽しみにしていましたが、新型コロナウイルスの蔓延によりリサイタルは中止。そのため、今回の札幌公演は待ち望んでいた方も多かったのではないでしょうか。チケットは完売とのことで、キタラの大ホールは3階席まで満席でした。
チラシやポスターなどで、プログラムは「J.S.バッハ、ハイドン、モーツァルト、シューベルトの作品(予定)」とのこと。コンサート開演直前のアナウンスで、シフの「コンサート当日の朝、ホールに行き、その日のインスピレーションで自分が何を弾きたいか思い巡らす」との言葉があり、何を演奏されるのかワクワクしました。
コンサートはパートナーの塩川悠子さんの通訳でトークや解説を挟みながらの公演でした。1曲目のゴルトベルグ変奏曲のアリア(シフ曰く、最初にアンコールを弾いたとのことです笑)から、最後のベートーヴェンのソナタまで、作曲家・作品の関係性と歴史を辿るようなコンサートで、シフの温かく人間味のある音で語りかけてくるような演奏にとても感動しました。特に最後のベートーヴェンのソナタ第31番は最後の一音の響きが消え入るまで動けなくなるほどの感動でした。
途中休憩も含めおよそ3時間半の公演時間でしたが、シフ本人による楽曲解説、トークでは少し日本語も交えてお話してくださるのも嬉しく、より深くシフの音楽に没入することができたリサイタルでした。
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・・・とのことです。
素晴らしいピアニストのリサイタルを聴けて良かったですね~。ちなみにこのコンサートにワタクシは二人から誘われてなかったような気が・・・何でか?この時期、忙しいから気を使ったのかしら?(笑) mariyurinopapa