今日は、少し暖かな秋、空も青く、行楽日和っていう感じですね。去年・一昨年より新型コロナウイルスに対して緊張感が薄れてきているこの頃、それはある意味、日常生活が平常に少しずつ近づいてきているということかもしれませんが、でも感染者数は多いことには変わりなく、自分はやはり感染したくはないので、勿論ところによってとはなっていくと思いますが(人との距離が近くなるところ、多くの人が集まる場所、公共の場所・特に室内など)、基本的な感染症対策は引き続ききちんとやっていきたいと思います。
さて、そんな秋の行楽日和でしたが今日は札幌コンサートホールKitara小ホールにて、第76回全日本学生音楽コンクール北海道大会本選(ピアノ)が開催されました。毎年レベルが高く、北海道大会は予選を通るのも難関ですが、当教室からは小学校の部と高校の部で2人が本選進出となりましたので、ワタクシも真由美先生・麻里江先生と一緒に聴きに行って来ました。ということで、まずは真由美先生の“ひとり言”です・・・
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今日は全日本学生音楽コンクール北海道本選のため、札幌コンサートホールキタラに行きました。教室からは生徒さん2名が出場しますので、私も朝から緊張しながら演奏を聴いてきました。
小学校の部に出場のRちゃんは、学生コンクール初挑戦、予選の時もまずは自分の中で納得できる演奏をすることを目標に頑張りました。初挑戦で予選通過できたことでとても喜んでいましたが、せっかく通過した今日の本選も本番で自分の持てる力を出し切るということで頑張ってきました。Rちゃんは今年は小学校最後の年なので、挑戦できるコンクールは全部やりたいという希望でしたので、春から課題曲だけでも10曲以上を計画的に練習してきました。本番での気持ちのコントロールにも悩みながらも今日の本番では伸び伸びと演奏できたので、結果は入賞にはなりませんでしたが、この本選出場はとても貴重な経験となりましたね。
そして、もう一人、高校生のR君・・・彼はこれまでも学生コンクールに出場し入賞者でありますが、何か毎年反省点があり、この学生コンクールでは全国には繋がっていませんでした。昨年の反省点は今年はクリアできたのですが、今年は昨年とはまた違う新たな課題が…。これまで本当に努力を重ねて頑張ってきているのですが、本番での演奏が今一歩目指すところには届かず、今日の結果は第3位入賞となりました。今までの奨励賞入賞からは一歩前進!来年こそは!!と彼のさらなる成長を期待しています。
さて、出場された皆さんの演奏はといいますと、特に高校の部は自由曲なので演奏会のようで、どの方の演奏も素晴らしくコンクールということを忘れて聴き入ってしまいました。入賞されたみなさんおめでとうございました。出場された皆さん、お疲れ様でした。さぁ、また来年に向かって進んでいきましょう!!
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・・・とのことです。
Rちゃん、小学生最後のタイミングで学コン初挑戦、そして本選舞台で演奏できたのはとても良い経験になったと思います。中学生になりますと多くの子が体格的にも成長していきますので、それによっての難しさも出てくるかもしれません、もしかして音の出し方もこれからもっと考えていかなければいけないかもしれません。音量・音質、より洗練された形で表現できるように引き続き先生と一緒に取り組んで行ってくださいね♪
高校生のR君・・・学コン本選での第3位、先ずはおめでとうござます!第3位は立派な成績だと思いますが、でもきっと目指すところ、彼の歩んできた道、そしてこれから歩みたい道のことを考えますと、彼自身もそして彼の努力・能力を生かせるようにレッスンに取り組んでいる真由美先生・麻里江先生にとっても、もしかして残念な結果だったかもしれません。昨年は昨年の課題・修正すべき点、それを修正出来てもまた新たに今年感じた新しい課題・修正点、それはコンクール結果に関わらず(入賞の有無や順位に関わらず)音楽を芸術として追及するならば妥協しない限り必ず次から次と出てくると思います。高校生はまだまだ発展途上、これからです。また前を見てアップデート&アップグレードしていって欲しいと思います! mariyurinopapa
↓秋の中島公園
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