先週の暖かさ?暑さ?から一転、一昨日の雨から気温が低くなりましたね。今日は道内では、旭岳と利尻山で初冠雪が観測されたらしいですね。一雨ごとに風は冷たく秋は深まり、そして冬の足音が聞こえくるのもそう遠くはないのかな・・・って冬の足音ってどんな音?と聞かれてもクチでは表現できないの、ごめんね。
 
 前回のひとり言でコンサートのプログラム冊子のお話しをいたしましたが、以前からちょっとお話ししたいなぁ~と思っていたことがありまして。ワタクシね、コンサートのプログラムなどを作成するようになって30年くらいにはなるのですが、近年特にですが、作成するにあたって度々思うことがありまして、はい。コンクール賞歴のこと。現在も「ザ・クラシックコンサート岩見沢」や「輝く子どもたちによるピアノコンサート」やその他いくつかのイベントでプロフィール掲載に関わっているものですから。ウチも娘たちが小さい頃から多くコンクールに出て、そしてコンサートにも多く出演させていただく機会を頂きましたので、プロフィールの記載に関しては色々と考えることが多かったです。
 
 まず、娘たちが子供だった頃と違って、ワタクシの知っている限り、コンクールの種類がとても多くなりましたよね。娘たちが子供の頃、ワタクシ、「21世紀をはばたく子どもたちの交流演奏会 ~ ジュニアピアニストフェスティバル in 岩見沢」という地域のピアノ教室生徒さんたちの各種ピアノコンクール受賞記念コンサートを企画、2年に1度開催していたのですが、その頃、だいたい「ピティナ・ピアノコンペティション」と「毎日こどもピアノコンクール」が主で、他に岩見沢界隈では少なかったですが「JPTAピアノオーディション」が少し、他は「全日本学生音楽コンクール」など難易度が高く誰でもチャレンジできるものではなく、「ショパン国際ピアノコンクール in ASIA」も開催されるようになりましたが、当時は近年のとは違って難易度的に参加者は少なかったですね、出場者が毎コン本選上位入賞者や学生音コン出場者レベルだったように思います。
 
 しかしながら近年は、コンクールの数が増え、しかも比較的チャレンジしやすい内容のものが多くなって来ているように思います。なので、小さい頃から色々なコンクールに参加する方が多く、それは勿論良いのですが、ただ、コンサートのプログラムを作成するにあたってプロフィール(コンクール賞歴)がその分、あのコンクールのこと、このコンクールのこと、文字数が当然多くなりますよね。しかも最近のコンクールは、単に「〇〇〇の部」だけでなくその後ろに課題曲コースとか自由曲コースとかAとかBとか付いてたりする名称のものが多くなってきているように思うんですよね。コンクールのタイトルそのものが長いのもありますが。どのコンクールの場合はどのようにとはここではいいませんが・・・例えば、文字数で言うと「ほっかいどうミュージックフェスティバル 小学校5・6年生の部」とかってのも長いですよね・・・タイトルがひらがなで「ほっかいどう」としたもんで「北海道」とするよりも3文字多くなっちゃいましたし(苦笑)。
 
 他にコロナ渦となって開催されておりませんが、以前開催されてました「コンクールシューレ」なんかは(ウチのOGにもいらっしゃいますが、笑)最も優秀な人にたくさん賞(最優秀賞・部門優秀賞・北海道知事賞・〇〇新聞社賞など)が出るもんですから、かなり長くなります(笑)。更に人によっては「コンクールシューレ」の後にファイナルという文字を入れるケース、他にピアノ系の方はあまり付けないかもしれませんが、タイトルの頭に「情熱の日・芸術祭」と入れるパターンもあったり。他にコンクール賞歴があまり無いのなら良いのですが、ピアノに関しては、最優秀賞をとる方なんかは当然に他のコンクールでも優秀な成績を納めているものですからワタクシ的には悩まし気になります^-^;アハハ...
 
 お子さんが小さい時は、予選の分から書くことが当然多いですが、たくさんコンクールに出てたくさん受賞している方は、年齢が上がって賞歴が増えた分、抜粋して減らして欲しいと・・・個人的には思ったりします。お子様またはご自分にとって「このコンクールでの受賞は~!」と思えるものを優先するとか、予選は記載せず本選分だけにするとか、その次に増えた時は本選での入賞だけ、その次は全国出場以上、その次は全国入賞のみとするとか、例えば。じゃないと文字制限がある場合は、明らかに文字数超過となりますよね。やはりそこは主催者側にカットさせるのではなく、一生懸命に頑張って頂いた大切な受賞の思い出ならば、ご自身で掲載するものを文字数内で決めて頂けたらと思いますね。
 
 娘たちの時は特に、中学生になった時、音楽高校に入った時(友梨香さんの場合)、音大生になった時、音大卒業後、講師になって(麻里江先生の場合)、本人たちもそうですが、特に節目節目ではワタクシも考えましたね・・・「賞歴の断捨離」とでも言いましょうか。
 
 ちなみにクラシック岩見沢などのプロフィールに関しては、音大入学または卒業以後(その道を歩む人、歩みたい人)は、コンク―ル賞歴は特別なものに絞って、他は例えば海外有名教授のレッスン受講や演奏会出演のことなど、若手演奏家・指導者としてまたはその卵としての活動がわかる内容が良いかな?と個人的には思ってます。あくまでも個人的にはということで、どうか一つ♪ mariyurinopapa