昨日・今日の二日間、第39回毎日こどもピアノコンクール(毎コン)の予選用に教室にてビデオ撮影会を行いました。ご存知の通り、今年の毎コンは新型コロナウイルスの影響でホールを使用した形で道内各地区で行われている予選会を中止にして、動画による審査となりました。自宅で撮れる生徒さんはそれで良いのですが、実際、お子さんがピアノを弾いているところを撮るのにお部屋のピアノと壁との距離が近いなどの制限があったり、またスマホも含めて撮影するのが苦手など、主にそう言った生徒さんを対象に教室でも日にちを決めて撮影会を行うことにいたしました。先生方が参加する生徒さんに声を掛けたところ、殆どの生徒さんが希望されたので、二日間行うことになりました。勿論、「撮影会」と言ってもみんなが集まってという形ではなく、接触を避けるために一人一人に来てもらって、一人終わったら、窓を開けて空気の入れ替え、鍵盤やドアノブを除菌したりとウイルス感染防止策をとった形で行いましたので、やはり時間もかかりました。生徒さんが演奏している時間よりも入れ替えで待機してる時間のほうが断然長くなりました(苦笑)。
生徒さんはみんな、コンクール本番と同様に正装(靴だけ履かずに)、そしてコンクール本番と同様に緊張しながら演奏してました。ステージで弾く予選が中止となり、もしかしたら中には気落ちした方々もいらっしゃったかもしれませんが、友梨香さんなどが出ている国際ピアノコンクールでは先ずは書類とDVDビデオによる審査というのは当たり前にありますから、珍しい話しではありませんので、プラス思考で考えますと今回、自分たちでビデオ撮影をして動画ファイルを作成、それを送って参加するという作業は良い体験となったと思います。勿論、ステージで演奏できるのに越したことはありませんが、その機会を待っていたらなかなかコンクールにチャレンジできないことになるかもしれませんしね。
昨日、撮影一日目を終えて、ワタクシは直ぐにワタクシのパソコンに取り込み、それをまた真由美先生と麻里江先生がそちらのパソコンでチェックできるように外付けのハードディスクにうつして、それから夜中まで日中出来なかった自分の仕事(他のピアノ教室からの依頼でDVDビデオを作成・・・それはコンクールとは関係ありません)をして、真由美先生と麻里江先生は2人でビデオファイルの選定を夜中まで。真由美先生にいたっては、その後、自分のiPhoneでも撮影していたのを草木の眠る丑三つ時の午前三時頃まで見ていたようです。二日目を終えた今夜もそうなるかも(笑)。ちなみに選定したビデオファイルを今度はMP4に変換しないといけません・・・が、それは他教室の先生から依頼されたDVDビデオが全部出来上がるまで、少しだけ待ってね、という感じです(汗)。
動画による審査・・・その結果はまだわかりませんが、生徒さんたちが毎コン予選用のビデオ撮影に向けて頑張ってやってきたことは、間違いなく「力」となることと思いますし、色々なことが中止となったり延期となっている中、今回、コンクール本番と同じくらいに良い緊張感を持って撮影会が出来たことは木村教室の生徒さんたちにとって良い刺激・良い経験にもなったことかと思います。お疲れ様でした。 mariyurinopapa