管理人mariyurinopapaのhitorigoto (o^_^o)

木村真由美ピアノ教室ホームページ管理人のたわいもない「ひとり言」です。

2022年07月

 一昨日より開幕致しましたピティナ・ピアノコンペティション北日本1地区本選大会、本日三日目、終了致しました。参加された皆さま、ご指導の先生方、先ずは1本選、大変お疲れ様でした。
 
 当教室生徒さん、北日本1地区本選大会にはソロA2級で3名、A1級で2名、B級で1名、C級で1名、D級で2名、E級で1名、F級で1名、連弾中級Aで2組、中級Bで1組と、1本選合計ソロで11名と連弾3組が出場しました。結果は、A2級で優秀賞1名と奨励賞1名、A1級で優秀賞1名、B級で優秀賞1名、C級で奨励賞1名、D級で奨励賞1名、連弾中級Bで奨励賞1組となりました。受賞された生徒の皆さん、おめでとうございます!
 
 全国大会進出は残念ながらなかったものの先生方の印象としては入賞云々は抜きにして「生徒さんの演奏は良かった」とのことです。客観的に見て、それぞれ普段の演奏からして今回の舞台、持っている力は発揮できたと思うということのようです。それでもやはりその上を行く演奏があったということですね。1位を受賞した方々はたしかに上手かったそうです。
 
 明日から三日間、次は北日本2地区本選大会が同じくサンプラザコンサートホールで開催されます。1本選で「悔しい!」「残念!」と思った方々にとっては再チャレンジの舞台となりますね。緊張するその思いは集中力に変えて、先生とレッスンの中で一緒に作り上げてきた音楽、お家で頑張った練習、良い演奏をイメージして、のびのびと演奏してきてください。みんなガンバレー(^/◯\^) mariyurinopapa

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 青い空、白い雲、そして蝉とキリギリスの合奏を聞くとやはり「真夏だなぁ~」と思う。昨日今日と暑いですね。今日の岩見沢は最高気温が27,2℃だったようです。
 
 さて、いよいよコンクール本選シリーズが明日から始まります。先ずピティナ・ピアノコンペティション北日本1地区本選大会が明日から三日間、北日本2地区本選が8月1日から三日間、そして毎日こどもピアノコンクール本選会が8月5日から五日間、その後、ピティナ北日本道東本選大会が8月10~11日の二日間と、長く続きます。先生方にとってもなかなかキツイ二週間となりますね(汗)。
 
 出場する生徒さんは、先ずは体調管理を確りと良いコンディションで本番に臨んでほしいと思います。そして舞台では、結果など気にせずにのびのびと演奏してほしいと思います。気持ちを鍵盤に集中させて、ホールいっぱいに素敵な音色を響かせてくださいね。みんな、ガンバレーp(^-^)q mariyurinopapa
 

 毎年開催の音楽イベントのご案内です。岩見沢にゆかりのある新進演奏家が出演、彩花の街 IWAMIZAWAの初秋をClassic音楽で彩る・・・

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ザ・クラシックコンサート岩見沢2022

■開催日/9月4日(日)
■時間/12:40開場 13:00開演

【第1部】13:00開始
●小林 舞(フルート) 伴奏:小野 心音
●光本 彩乃(ピアノ)
●古川 星耶(コントラバス) 伴奏:小野 心音
●坂田 光(マリンバ) 伴奏:佐々木 乃菜
●小野 心音(ピアノ)

【第2部】14:05開始予定
●酒井 菜々子(ピアノ)
●佐藤 那留采(ピアノ)
●宮川 光(ピアノ)
●安達 莉子(ピアノ)
 
【第3部】15:10開始予定
●エピッチェノンノ(マリンバ・トリオ)永岡 涼子、稲葉 百花、山田 沙紀
●一村 理奈(ピアノ)
●木村 麻里江(ピアノ)
●徳田 貴子(ピアノ)

■入場料 (前売券)一般800円 中学生以下500円 ※当日券は各200円増し

■チケット取り扱い/まなみーる岩見沢市民会館、各出演者及び関連教室

■主催/ザ・クラシックコンサート岩見沢実行委員会、特定非営利活動法人北海道音楽文化アカデミー

■お問い合わせ/実行委事務局・木村

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 今年で12回目となります。昨年、参加希望者が多く4部構成になったため、今年はワタクシからは広く声をかけず程よい出演者数とさせて頂きました。

 第1部は5人とも初参加ですので「新人部門」、第2部は昨年・一昨年と出演された方々の「大学生部門」、第3部は主に音大を卒業されて演奏活動及び後進の指導にあたるなど音楽の仕事をされている方々の「プロフェッショナル部門」というイメージの部分けとなっております。
 
 今年も素晴らしい演奏を期待しております!岩見沢市内をはじめ空知管内・石狩管内・他、音楽を愛する道民の皆さまのご来場を心よりお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願い致します。 mariyurinopapa
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 今日は曇り空。良い天気ではないものの雨が降らなかったのは良かった。
 
 さて、当教室にとって本日は嬉しいニュースが一つありました。東京で開催されましたピティナ・ピアノコンペティション東日本グランミューズ1地区本選大会にて、Jカテゴリーに出場しました生徒のYちゃんが見事第一位を受賞しまして、嬉しい全国大会進出となりました。誠におめでとうございます!YちゃんにとってはソロC級・E級、連弾初級A・上級に続いて5回目の全国大会出場となるのかな?

 グランミューズって昔々のアミューズ部門だったころからのイメージがあって、大人の方々が参加する部門というイメージでしたが、グランミューズとなってからだったでしょうか?それともグランミューズとなって数年後だったでしょうか?カテゴリーが増えて、それによっては中学3年生以上から参加できるようになっているようです。カテゴリーによっては、当教室生徒さんのようにF級を終えた高校生や熱心に活動されているアマチュアピアニストも多く参加されているようです。
 
 道内での地区予選もすべての地区でグランミューズがあるわけではないので、小さい級に参加している方々からしてみたら少し馴染みが薄いかもしれません。ワタクシもこれまでよくわかってなかったので、ピティナ・ホームページを見てみました・・・
 
【各カテゴリーにおいて、2022 年4 月1 日の時点で以下の資格を満たしていれば参加が可能です】

A1→ソロ、23歳以上(1999年4月1日以前に出生した方)制限なし
A2→ソロ、40歳以上(1982年4月1日以前に出生した方)制限なし
B1→ソロ、23歳以上(1999年4月1日以前に出生した方)制限あり※
B2→ソロ、40歳以上(1982年4月1日以前に出生した方)制限あり※
C→→ソロ、55歳以上(1967年4月1日以前に出生した方)制限なし
Y→→ソロ、高校卒業以上、22歳以下、制限なし
J→→ソロ、中学3年以上、高校3年以下、制限なし
D→→デュオ(1台4手)、中学卒業以上(2007年4月1日以前に出生した方)制限なし

※B1、B2 カテゴリーには年齢制限に加えて学歴、職業による以下の参加制限があります。
・音楽大学、専門学校等のピアノ専攻で学習していないこと(中途退学等も含む)
・ピアノを職業としていないこと(指導・演奏により報酬を得ていないこと)

・・・とのことです。

 教室生徒さんはJカテゴリーなので、中学3年以上、高校3年以下となります。彼女同様にきっとF級終えたバリバリの高校生が多かったのかな?と想像しますと、尋常ならないレベルの高さだったことでしょう。
 
 グランミューズ部門全国大会は8/20に開催とのことですので、これから1か月弱、さらに磨きをかけて、完成度をより高めてほしいと思います。
 
 Yちゃんは通常、ピアノを真由美先生、ソルフェージュを麻里江先生に師事している生徒さんで、今回はオンラインで1度、友梨香さんにもレッスンを受けております。当教室にとっても今大会においての初全国大会進出となります、本当に嬉しいですね! mariyurinopapa




 今日の岩見沢、最高気温27,5℃で平年差プラス1,8℃だったそうです。でも午後からでしたか?雨降り天気になって、少し蒸し暑さを感じましたね。

 さて、我が家の次女Yurikaさん、リサイタルのためドイツより一時帰国いたしました。成田空港に到着したのが昨日の夕方。そちらで一泊して今朝の便で新千歳空港へ。お迎えは、いつもならワタクシですが、今回は真由美先生&麻里江先生、千歳から札幌に用事を足してお昼頃に岩見沢に到着。
 
 彼女の帰省は、一昨年の12月に「まなみーるDEクラシック」で札幌交響楽団との協演するために帰って来て以来。新型コロナウイルス感染拡大のため帰国しても直ぐに自宅に帰れず2週間の自主隔離、ピアノの練習ということを考えると自主隔離というこの2週間が大変と言うか時間的に勿体ないということもあり、また一時帰国しても感染拡大の状況によっては逆にドイツに戻れなくなることがあるかもしれない、また大学での試験などもあって、帰国せずに向こうで精進しておりました。現在、この2週間の自主隔離というのがなくなりましたので(まだコロナ感染拡大のこと、世界情勢のこと、色々心配はありますが)かなり移動しやすくなったと思います。
 
 今回はソロリサイタルということで8月11日に札幌、8月22日で東京で行われますが、札幌では2020年2月24日にふきのとうホールで開催されました「木村友梨香 ヤマハコンサートグランドピアノCFX ミニコンサート」以来です。コロナ禍となってからは東京など道外での演奏機会もなくなりましたので、これまた久しぶりです。ちなみに今回、せっかく帰省しましたが彼女もまた忙しく、そして大事な用件がありまして、リサイタル後はまた直ぐドイツに戻ることになっているため、残念ながら9月4日の「ザ・クラシックコンサート岩見沢2022」に出演できません。
 
 先ずは8/11の札幌・・・あれからまた進化したであろう「木村友梨香」の演奏を聴きに来ていただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。m(._.)m  mariyurinopapa

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 昨日は「海の日」で祝日。「海の日」ね・・・多分、もう20年以上は海水浴に行ってないですね。まぁ、この歳になって海水浴にいきたいとも思わないですが。でも、広く大きな海を眺めるのは好きですね。広く大きな海を眺めていると、日常の些細なこと、悩み事も忘れてスッキリした気持ちになりますよね。そして夕暮れ時、水平線に沈む夕陽を眺めるとついつい「海のバカヤロー!」などと叫びたくなる・・・って、ホントに叫ぶか?!昭和の青春ドラマか?!海だってバカヤローと言われてイイ迷惑だっちゅうの!/(;_-_)\

 
 と言うことで・・・教室生徒さんの毎コン予選、続きがあります。昨日は札幌・小樽・帯広の三か所かな?地区予選が開催されたのでは。教室生徒さん、札幌予選エリアから通ってる生徒さんもおりまして、昨日、姉妹で連弾の部に出場、銅賞を受賞しまして嬉しい本選進出となりました。誠におめでとうございます!
 
 ちなみに札幌以外の地区予選では金・銀・特別賞が本選進出の対象となりますが、札幌は参加者数が多いためだったと思いますが、金・銀・銅・特別賞が本選進出となります。
 
 さて、これにて当教室生徒さんの毎コン予選は終了、岩見沢予選と合わせましてソロ14名と連弾2組が本選進出となりました。今後はピティナ本選と毎コン本選に向けてとなりますね、暑い中、大変でしょうけど、頑張っていきましょうね♪
 
 そうそう、夏になって毎年思い出す、昔のhitorigoto・・・って、「懐かしい管理人のひとりごとシリーズ」か?って(笑)
 
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◆2003年7月27日(日) 「夏=子供=日焼け?」
 
 今日はずっと一人でお留守番でした。真由美先生と娘達はレッスンや何やらで、お昼前に出て晩まで札幌でした。ワタクシは、パソコンをやってて、ずっと座ってたので腰が痛いです。こんな事では運動不足でデブになってしまう。もっとも既にデブではあるが・・・。今日は「いわみざわ公園野外音楽堂キタオン」でフォークジャンボリーでしたか、開催されてたはずです。見に行かなかった。最近は、忙しくて、好きなギターも弾いてない。せっかく先月買ったエレアコギターもここの所、ケースに入ったままで、可愛そう。せっかくの休み・・・海にも行けない→「何言ってんのヨ!そんなの今更、当たり前~!」と、少なくてもこれを読んでる73%位の人は心の中でそう思ったでしょ~。今年も草むしりをやっただけで、それ以外に日焼けしない(もっとも冬になっても最近はスキーとか行かなくなったので、雪焼けはもっぱら“除雪焼け”だけ)。昔(といっても平安時代や江戸時代じゃありません、自分が社会人になった頃)は、自分が少年時代(その頃、眼鏡はかけてなかったよ~)、山村育ちで川や山で遊んで真っ黒になってたという事もあり、子供というのは、夏休みは真っ黒で当たり前で、それがピアノとかやってる白い子を見ると、「オイオイ、夏だというのにそんな白くて大丈夫かい?」と内心思っていたものだが、最近は、ピアノをやってる子で真っ黒(真っ赤?)に日焼けした(コンクールに出る)子を見ると逆に「オイオイ、大丈夫かい?ピアノ、ちゃんとやってるのかい?」と思っちゃたりする今日この頃なのです。でも、まぁ、でもそんなもんでしょう~。自分が子供の頃、野球やスキーに夢中になってた事が、それがピアノに変わってるだけで。一生懸命、夢中になる事があれば、いいんですよ。余計な方向にエネルギーが行かない為にもね。以上、とりあえずなんか書いてみました。(ちなみに、これを読んだ真由美先生は「73%かな?98%位は行ってるでしょ~、だいたいにおいて今年の夏は寒いもん」だって・・・おやおや~) mariyurinopapa

 今日は北海道、全体的に雨雲がかかってるところが多かったのかな?岩見沢は雨。気温はそう高くなく20℃くらいのようでしたが、雨のせいでじめっとした感じで、決して気持ちの良い感じではなかったですね。
 
 さて、第41回毎日こどもピアノコンクール、既に開催した地区もいくつかありますが、今日は岩見沢地区予選が開催されました。今回も教室生徒さん、多く出場しますので、ワタクシも聴きに行きたかったのですが、色々とやらなければいけない仕事があるので断念しました。
 
 今回の岩見沢地区予選、出場した教室生徒さんは、真由美先生・乃菜先生・麻里江先生の三講師合わせてソロ28名(幼児・5名、小学1年・4名、小学2年・5名、小学3年・4名、小学4年・3名、小学5年・3名、小学6年・1名、中学・2名、高校1名)と連弾1組、全ての部でエントリー。ワタクシ聴きに行ってないので、感想はなしに聞いた結果だけを言いますと・・・特別賞6名、金賞4名と1組、銀賞4名、銅賞1名、奨励賞7名、努力賞6名となりました。受賞された皆さん、おめでとうございます♪
 
 そしてその中、金・銀・特別賞を受賞したソロ14名と連弾1組が嬉しい本選進出となりました。毎コンは予選演奏曲はそのまま本選演奏曲となりますので、本選までの期間、また同じ曲をずっと練習することになりますが、気持ちを緩めることなく、より完成度が高くなるように良いテンションを保ちながら日々の練習を頑張ってほしいと思います。 mariyurinopapa
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 先月、あれやこれやと忙しくて書けなかった管理人の「ひとり言」・・・6月11日に札幌コンサートホールKitara大ホールにて「小林愛実ピアノ・リサイタル」が開催、ワタクシは残念ながら時間が取れなく行けませんでしたが、真由美先生はお母様よりご連絡を頂いていたので麻里江先生と一緒に聴きに行って来ました。会場のKitaraホール、完売御礼で満席だったそうで。さすがに凄い♪
 
 小林愛実さんは、友梨香さんとは3学年が違いますが、2015年や2021年にワルシャワで行われましたショパン国際ピアノコンクールの時もそうだったように苗字がKなので同じコンクールになりますと順番が近くなります。ちなみに友梨香さんの場合は、彼女の演奏前に韓国人のキムさんが数人続くことも多いですが(笑)。

 小林さんと最初に一緒になったのは、2002年のピティナ・ピアノコンペティションC級で出場した全国大会で、当時、友梨香さんは小学4年で愛実さんは小学1年のときですね。その時は二人とも残念ながらベスト20賞でした。二人とも身体が小さいことから補助ペダルのことでは試行錯誤、愛実さんはたしかM-60を使用、友梨香さんはワタクシの改良型自作補助ペダル(愛称:ペダルヘルパー)を使用してました。真由美先生と友梨香さんのことは、関東在住の別のKさんよりお聞きしていたらしく表彰式後の懇親会で声をかけられたそうです。そしてその翌年、2003年もピティナD級の全国大会で一緒、その時もまた二人とも残念ながらベスト15賞でした。
 
 それから数か月経ったある日、小林さんのお母様より電話だったかメールだったかが来まして、色々と補助ペダルを試したけど納得行くものがなかったので、友梨香ちゃんと同じ補助ペダルを作っていただけないでしょうか?といった内容でした。当時、ペダルヘルパーは教室生徒か師事していた宮澤先生ご夫妻の生徒さんなど近い方に頼まれた場合のみ作製してましたが、それ以外の方々は作製方法のみお伝えするなどの形をしておりました。しかしながら真由美先生に頼まれて作製することに・・・でも、作製を引き受けるにあたって条件を一つ、ワタクシが作製したことは他の方々に言わないこと。

 ペダル作製のご連絡頂いたのは冬、ペダルは木製で手作り、塗料も使いますので家の中での作業は一部、多くは寒い車庫の中。冬だと木材を切るにも手は寒く、塗料も乾くのが遅い。ましてや当時は普通にサラリーマンでしたから平日の夜、または休日に作製する形でした。なので多く作製を依頼されても対応できませんので・・・。ちなみに当時は補助ペダルだけではなく、それに合わせて足台(補助台)まで自分で作ってました。

 ペダルヘルパーをご存じない方はこちらを ⇒ https://kimura-piano.net/pedalhlper.html
 
 当時の補助ペダル事情といいますと、M-60ばかりで今でいうアシストペダルは高低の調整ができない延長専門、フィットペダルというのもありましたが高さが決まっていて自由に調整できないもの。ちなみにM-60はセッティングがきちんとできてなくペダルが踏んでも効かなかったりカチャカチャ音がしたりという事故も時折ありました。なので、麻里江先生が子どもの頃は、一切、補助ペダル(M-60)は使わせませんでした。彼女が小学1年の時にショパンのノクターン遺作を演奏したときは、椅子には座ってるような状態でなくほぼ立って演奏しているような形でしたね。
 
 話し戻しまして、小林さんとペダルヘルパーのこと・・・その年の夏、彼女はピティナ・ピアノコンペティションJr.G級で金賞を受賞、その後に発行されました「結果特集号」、審査員長のH先生の講評の中に「(前文省略)審査の結果はこの驚嘆のレベルで弾き切った小3の小林愛実さんが2位を大きく引き離しての堂々の金賞受賞となった。愛実さんの演奏はその年齢の幼さを感じさせない見事なものであった。本人持参の複雑な補助ペダルの設置が終わるまで、私達審査員は正直なところこの小さなピアニストの突然の登場にいささか惑いを覚えていた。しかし愛実さんが高い椅子によじ登り、小さな体の全身から編み出す音を耳にした時、身を乗り出さずにはいられなかった。巧妙に使い分けた新式の補助ペダル・・・おそらくこの改良型の補助グッズがなければ、彼女の演奏は成立しないだろう。ピティナ・ピアノコンペティションが思わぬ所でこうした発明を促していることを垣間見た思いがした・・・(以下省略)」と書かれてました。次のページ、愛実さんのコメントと演奏中の写真、その写真にはペダルヘルパーが写っておりました。うん、ペダルヘルパーも評価して頂いたみたいでなんだかうれしかった♪
 
 今は補助ペダルや足台、種類も多く色々と出てるみたいで、ペダルヘルパーの出番はかなり少ないですが、娘の成長と共に良い思い出になりました。友梨香さんがペダルヘルパーを使用しなくなった当時の「ひとり言」を久しぶりに読んでみたら、ちょっぴり(T_T)ウルッとしそうになりました(笑)。
 
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◆2005年3月14日(月)「卒業・・・演奏会。そして宝物。」
 
 一昨日のKitaraでの札幌コンセルヴァトワールの入賞記念演奏会、お話し致しました通りにYurikaは、独奏では初めてペダルヘルパーを使わずに演奏致しました。彼女もいよいよ小学校を卒業、春からは中学生です。そして補助ペダルからも卒業です。或る意味、先日のKitaraのステージが、卒業試験だったのかもしれません。

 ペダルヘルパーは、これまでに何度もHitorigotoで話題にしてきましたが・・・最初の頃、真由美先生と相談しながら何度も何度も改良を重ねて(特にYurikaが大きなステージに出る度に)、そして今の形になりました。ちなみにペダルヘルパーと名付けたのは、真由美先生です。とにかく身体の小さなYurikaですから、小学校いっぱいまで使用する可能性があるので、高さ調節が出来て長く使えるようにと試行錯誤しました。初めてステージで使用したのは、2000年11月、ドイツのベルリン・フィルハーモニーのコンサートホールでのステージでした。ワタクシは、同行出来ませんでしたが、ビデオで見てとても感激致しました。当HPのフォトコーナーの写真を見て頂いてもわかるように他の子供達と比べてとても小さい身体ですが、堂々の演奏で大拍手を頂きました。そして、翌年春の東京でのピティナ受賞者コンサートに向けて少し改良して作り直して、その夏の毎日こどもコンクールに向けてまた少し改良して作り直して、そして11月に開催されましたKitaraでのリサイタルの時に始めて今のネジ棒で無段階に高さ調節する形にしました。それからもちょっとずつ改良しながら使用・・・昨年春のパリとサンクトペテルブルグの演奏の前に大きな改良をして、Yurika専用のは、小型化した物に致しました。Yurikaの演奏経験がペダルヘルパーを作製・改良するのに最も重要だった事は言うまでもありません。彼女の演奏に耐えうる物だからこそ、そして熱心なピアノ指導者である真由美先生のチェック・アドバイスもあって作られた物だからこそ、他の子が使用しても安心で使いやすいワケです。

 実はYurikaは、最初の頃、自分だけ他の子供達と違う補助ペダルなのでちょっと恥ずかしかったようです。それを知った時、ワタクシ、ちょっと悲しかった。Yurikaの事を想い、一生懸命考えて、彼女の夢が叶うように願いと祈りを込めて作ってましたから・・・。でもその後、真由美先生の門下生も使うようになって、そして、お世話になっている札幌コンセルヴァトワールやヤマハ岩見沢センターに数本作って差し上げてから、そこの生徒さんでも使用するようになり、その操作性の良さから一部の人達から「ゆりかちゃんの魔法のペダル」とか言われるようになりました。本人もすっかり嬉しくなり、そしてかけがえのない物になりました。もともとYurikaの為に作った物ですが、気持ちを込めて作って来たせいか?他の子でもペダルヘルパーを使っているのを見ているとドキドキしますし、心の中で「ガンバレー!」って応援したくなります♪

 ワタクシは、ベルリンやパリやサンクトペテルブルグには勿論の事、東京にも福岡にも行ってません。残念ながら北海道以外のステージでの演奏を見に行った事がありません。でも、一緒に行かなくてもYurikaには「ペダルヘルパーにはパパの気持ちを込めてあるから、いつでも傍にいると思ってネ」と言ってきました。ですから・・・Yurikaがペダルヘルパーを使わなくなるのは、物凄く嬉しい反面、何となく寂しい気も致します。Yurikaも同じ気持ちのようです。でもYurikaは使わなくなっても、真由美先生の門下生を始め、多分これからもペダルヘルパーを頼りにする親子がきっといると思います・・・その子供達のステージでの演奏を見るたびに、ワタクシ達家族の苦労を思い出し、そしてあのベルリンのステージやKitaraでのリサイタルとかの記憶が懐かしく蘇ってくるかもしれません。真由美先生もきっと同じだと思います・・・札幌でのレッスンは勿論の事、東京、福岡、ヨーロッパ、Yurikaのステージがある度にペダルヘルパーや補助台を持ち歩きセッティングした事は、結構大変な事だったと思いますが、その苦労が懐かしく感じることでしょう。

 先日の入賞記念演奏会の前日の夜、Yurikaに「ゆりちゃんは、もうペダルヘルパーを使わなくなったけど・・・パパは、一生大切にとっておくから。パパがおじいさんになっても・・・。ゆりちゃんのペダルへルパーは、パパの宝物だから・・・」と言いました。Yurikaは「私にとっても一生の宝物だよ」と言ってくれました。  mariyurinopapa


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 青い空、白い雲、今日はなかなか良い天気でしたが、やはり蒸し暑かったですね。北海道、今日の気温、高いほうから①遠別32,0℃、②長沼31,9℃、③苫小牧31,8℃、④天塩31,6℃、⑤岩見沢31,4℃と、岩見沢は道内5番目に高かったようです。ちなみに札幌は30,0℃で22番目、旭川は29,5で41番目だったようです。
 
 先月のこと、悔いが残ったいうか残念だったのが、北海道立近代美術館で開催「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」、先月26日迄でテレビのCM見るたびに行きたいなぁ~と思っていたんだけど、何故だかずっと仕事が詰まっていて時間取れず、結局行けなかった(T◇T)
 
 さて、岩見沢では只今「いわみざわローズフェスタ2022」(6/25~7/24)が開催されております。いわみざわ公園バラ園、家からは近いのでちょろっと行って、久しぶりにバラの写真をちょこっと撮って来ました。カメラ(写真撮影)の知識はなくワザは持ち合わせていないので、相変わらず適当に撮ったものですが、よかったら御覧くださいませ♪ mariyurinopapa
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ロートケプヘン
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コスモス(秋桜ではありませんバラです。笑)
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レヨン・ドゥ・ソレイユ.
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ニンフェンブルク
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ロッティリア
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コンスタンツェ・モーツァルト
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ゴールドマリー'84
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アスピリン・ローズ
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アース・ソング
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ガラメラ
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ザンガーハウザー・ユビレウムスローズ
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 グレーテル





 知っている方もいらっしゃると思いますが、昨日の7月6日は「ピアノの日」でした。1823年7月6日に、ドイツ人医師「シーボルト」によって日本に初めてピアノが持ち込まれましたことから「ピアノの日」となったそうです。
 
 そして多くの方が知っていると思いますが、本日、日本中の多くの地域で7月7日は「七夕」です。それでもってこれまた多くの方が知っていると思いますが、北海道や東北地方の一部など8月7日を「七夕」としている地域もありますよね。
 
 さらにもっと多くの方が知っていると思いますが(ってホンマかいな?笑)、本日、7月7日は当ホームページの誕生日です。なんと!20年目に突入しました~!(*^^)∠※PAN!・:*:・゚`☆、。・:*:・゚`★

 2003年7月6日に作成して7月7日にアップロードしてオープン、最初のhitorigotoは「初めてホームページを作ってみました!」というタイトルでお話しの内容は「とりあえず試しに作ってみました。初めてなので大目に見て下さい。Dionの無料のHPで、お金は一切掛けずに作ったので、できる事に限界があります。例えば写真が各リンク2枚しか掲載できないとか文字数に制限あるとか字体が全然少ないとか・・・。掲示板に関しては、作るとチェックが大変そうだし、とりあえずやめました。生徒さんやお母様方の要望が多ければ、設置しますが~。そのうち、研究して(作製ソフトもちゃんと買って)もっと良いものを作ってみたいと思います。 Web管理者 mariyurinopapa」と。

 ワタクシのホームページを作ってみたいという単なる興味から始まった木村真由美ピアノ教室のホームページ、作成当時はこんなに長く続けることになるとは思ってませんでしたよ。あらためて振り返ってみると、ホント、自分でもビックリ!この期間、多くの生徒さんたちが教室に通って、卒業して。ミュージックページでは当時の生徒さんたちから現在に至るまでたくさんの音源(mp3ファイル)がありますから、ミュージックページの更新の度、生徒さんたちのこと、懐かしく思い出したりします。
 
 最近はあれやこれやとやることが多くて、昔のようにこまめに更新できないことも多くなりましたが、無理せず、細く長くやっていきたいと思います。体型は太く足が短いですが・・・って、ホットケ!(ノ-_-)ノ~┻━┻
 
 さて、話し変わりまして・・・ピティナ・ピアノコンペティション、道内開催の地区予選は先日で終わりましたが、今日、G級一次(動画審査)の結果発表がピティナのウェブサイトでありました。嬉しいことに教室生徒さん1名とこの春より東京の音楽大学に進学しました元生徒さん1名が予選優秀賞(第二次予選進出者)となりました。各地で開催されているF級までと違ってG級からはかなりハードルが高くなっていると思いますので、先ずは一つ駒を進めることが出来てよかった。二次になりますと当然ながら更にハードルが高くなりますから、とにかく自分のベストの演奏が出来るようにその準備を確りしていってほしいと思います。 mariyurinopapa

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