昨夜はちょっと雪が降り、少し冷え込みました。今日は、家族で楽しむピアノコンサートのポスターとチラシを持って岩見沢市内や近郊市町の文化施設などをまわりました。岩見沢から栗山町、江別と行く途中、田んぼはまだ雪が残り白く、まだハクチョウの姿は見えませんでしたが、もうすぐハクチョウやマガン、渡り鳥達が春を連れて来てくれますね。そうそう、数年前の話しなんですけどね、札幌市民の方に「ハクチョウやマガン、渡り鳥が飛ぶ季節になりましたね♪」と話したら「えっ?!木村さんのところって渡り鳥が来るんですか?!」って驚かれたことがありました。岩見沢に住んで、春になったら当たり前のような風景だと思ってたので、むしろこちらもビックリ。でもまぁ~たしかに岩見沢やここいら(室蘭本線沿線の街)は、苫小牧のウトナイ湖と美唄の宮島沼を結ぶ線上にあるので、渡り鳥の飛来が観れるんですよね。他でも当たり前に多く見れるものでは無いと思ったら、この街の空を見上ることが尚更に好きになりました。

 さて、明日は教室のミニ発表会「みんなで楽しむ小さな音楽会」が岩見沢まなみーる音楽室にて開催されます。先生方もここ数日はその準備やレッスンで大忙しです。第1部は10:00から、第2部は13:00からとなっておりまして、生徒全員ではないですが、総勢85名だったかの生徒さんが参加します・・・85名も参加でした、イベントとしては決して小さくないですよね?(笑) この音楽会は、ソルフェージュクラスの発表や、お友達との連弾、大きな生徒さんたちは自分たちで趣向を凝らして寸劇や仮装も取り入れて小さな生徒さんたちに楽しんでもらえるようなグループ発表もあるようです。去年も随分楽しませて頂きましたが、今年もどんなパフォーマンスが飛び出すことやら、とても楽しみです。

 ところで音楽室を利用したこのミニ発表会的なもの、きっかけとなったのは・・・実は麻里江先生の高校卒業・音大進学の壮行コンサートがはじまりだったんですね。妹のゆりさんの時は、音高入学が推薦で早々と決まり(今年のNちゃんも同じ)、麻実ちゃんの留学のこともあったので二人のジョイントリサイタルとして少し早めに取り組むことが出来たので中ホールで開催出来ましたが、麻里江先生の時は2月末の合格発表でしかもその年の卒業生は彼女一人だけ、やってあげたい気持ちはあっても中ホールを借りて大々的にやるには期間もない、ゆりさんのように地元でしてあげれない。それでもワタクシがしてあげることがあるならしてあげたいと思って、したっけ、当時、教室の生徒で札幌コンセルヴァトワールの宮澤先生にもレッスンを受けてる生徒さんたちがいたのですが、その子たちがヨーロッパ研修に参加する事になっていたんですよね。それで麻里江先生の卒業・進学の旅立ちコンサートと合わせてヨーロッパ研修旅行に参加する生徒たちの壮行会を兼ねて「壮行コンサート Spring Piano Concert」と題して音楽室で開催することにしたんですね。開催を決めてから十日間ほどしかなかったので、結構大変でした・・・急いでパソコンでチラシやプログラムを作って。大々的な形では無かったですが、身内でアットホームな感じの良いコンサートになりました♪

ちなみにその時(2009年3月7日)の「管理人のひとり言」・・・

「してあげられること。」

(途中から)
 3月14日の壮行コンサートですが・・・昨年春のMamiちゃん&Yurikaの旅立ちコンサートの時は、真由美先生が「Mamiちゃんのために」と前年の春頃より検討、当初は第1部で生徒10名程に「贈る(送る)演奏」をしてもらって、第2部はMamiちゃんのリサイタルにしようか?とも考えたりしていたのですが、秋過ぎに友梨香も東京の高校に進路希望となり、演奏会のことが具体化、結局、4人の生徒に代表してもらって「贈る演奏」をしてもらう形にして、2人のリサイタルと致しました。その時は、ゆりさんの高校合格発表が1月下旬でしたから、準備期間が1ヶ月半あり(と言っても個人で行うには企画も大掛かりで日程的に短く大変でしたが)、会場もホールを借りて行う事が出来ましたが、今回は、大学の合格発表が2月下旬でしたし、残念だけど地元では彼女の為に特別な事は何もしてあげられないだろう、と思ってました。でも、今度の札幌コンセルヴァトワール主催のヨーロッパ音楽研修に当教室生徒6名が参加、あちらでの演奏会に出演する為に生徒達も日々頑張っているので、渡欧前、記念に彼女達の演奏のお披露目も兼ねて、内輪的のものになっても良いから演奏会をやろう、と企画致しました。3月はちょうど札幌で毎日音楽コンクール受賞記念コンサートもあり、今回、生徒1名がフルートの関係で出演する事になっており、また、グレンツェン関東大会もその後に開催されますので、当教室と鈴木ピアノ教室、酒井音楽教室(お子様が当教室生徒でお母様は教室OB)の出場者6名・・・本番前、緊張の練習として(親の勝手な我侭としては「贈る演奏」の意味合いも含めて)、声をかけさせて頂きました。

(中略)
 3月3日に演奏会開催を考え、会場を決めて、宮澤先生にお話し、その日の夜中過ぎにほぼチラシデザインを作り上げて・・・と、何せもうその時点で10日程しか時間が無く、あれこれデザインを考えている暇なく作り上げたものですから、出来栄えは分かりません。勿論、1日でチラシを作るには印刷所出力では時間が掛かりますので自宅パソコンのプリンタ出力です。今日は、プログラムのデザイン作成をしておりましたが、ほぼこちらも出来上がりました。チラシの時は全員分、顔写真が間に合いませんでしたが、今度は、全員、顔写真も掲載して、やはりパソコンプリンタ出力での作成ですが、でもその分、カラー刷りにします。こちらはまだ一週間ありますので♪

 壮行コンサート、日程的に出来る事、出来ない事もあり、会場もホールではなく音楽室ですが・・・会場の大きさやご来場のお客様の数に関わらず、気持ちは前回の旅立ちコンサート同様です。チラシやプログラムの作成など、ワタクシがしてあげられる事は、そんな事くらいしか無いですが、気持ちを込めて出来るだけの事はしたいと思います。

・・・と書いてました。懐かしいです(*^^*)ァハ

 その後、Yurikaと同級の理沙ちゃんやフルートの志保ちゃんの時も、パリに留学中の理奈ちゃんと発表会でOG出演してくれている奈美佳ちゃん・絵理ちゃんの時も、麻里江先生の時の壮行コンサートと同じような感じで音楽室を利用して行ったんですよね。その後、卒業・進学という形となるタイミングの生徒がたまたまいなかった時、でも毎年定例みたいになって来てたので「何かやろうよ!」という話しになりまして・・・真由美先生は「ミニ発表会」とか「リトルコンサート」とかタイトルにしようと思ってたんですけど、ワタクシが「そんなありがちなタイトルじゃつまらないでしょ~!」と言って「みんなで楽しむ小さな音楽会」と名付けることにしたんですよね。まぁ、ワタクシどもで演奏会を開く場合は、だいたいはワタクシがタイトルやキャッチコピーを考えるのですが。

 でもこの「みんなで楽しむ小さな音楽会」、中高生のお姉さん生徒さんやお兄さん生徒さんたちが、小さな生徒さんたちにも楽しんで貰おうと趣向を凝らしてやってくれるようになって、本当の意味でも「みんなで楽しむ」というミニ発表会になってきたと思います。

 うん、なんだか今日は少しお話しが長くなりましたね。昔のワタクシのひとり言みたい・・・近年のひとり言は手短になってきましたのでf(^_^)ぽりぽり。それでは、生徒の皆さん、明日、まなみーる音楽室でお会いしましょう♪ mariyurinopapa
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