ミュージックフェスティバルが終了して二週間経ちました。その間、ワタクシの所にbad newsは届きませんでしたので、これで第14回大会も「無事終了しました」と言って良いのかな?大会終了後、「きっと大丈夫」と思っている方々が多いと思いますし、ワタクシもそうは思うものの、やはり絶対ということではないので「万が一・・・」と思うと、安心してしてはいられません・・・何せ小心者で、超心配性ですから(^_^;...

 参加者やご来場の方々より私どもの感染症対策に関して、「万全の対策をされているのが伝わりました」「感染予防対策が大変素晴らしかったです」「待機している椅子や演奏後の鍵盤除菌作業が、何よりも安心でした」などの感想を頂きました。ワタクシ的には、感染症対策は昨年8月に行いました「ザ・クラシックコンサート岩見沢」で行ったことがベースとなっております。まなみーる岩見沢市民会館の新型コロナウイルス感染拡大防止を目的とした「施設利用ガイドライン」がとても確りしたもので、あの時は「それに沿った上で更にそれ以上の対策を講じて行う」という考えで行いました。ちなみにステージに出る際や戻って来た際の手指消毒は勿論のことですが、演奏者の入れ替わりの度にピアノの鍵盤や椅子を消毒清掃することは、当教室としてはレッスンの時にも同様にやっていることなので、当たり前のように行っている作業ですが、でもピアノのイベント(コンクールやコンサート)、主催者によっては違うところもあるんですね・・・。

 大会当日、サンプラザコンサートホールの客席に掛けられていたソーシャルディスタンス用の「この席は使用しないでください」という貼り紙、もしかしたらホール側で掛けられているものと思っている方々もいらっしゃるかもしれませんが、実はあれは、全部、ワタクシたちが作成して、当日、大会用に客席に掛けたものです。通常でしたら貼り紙を席の番号が付いているプラスティックの箇所にセロテープなどでとめることが多いのですが、今回、新しく作成したのは、席の前側からも後ろ側からも「使用できない席」がわかるように貼り紙2枚(ラミネート加工したもの)をビニールのひもで繋げて席に貼るのではなく、席に掛ける形にしてみました。これは準備の際も1枚1枚セロテープなどで貼るよりも掛けるほうが早いのではないか?という理由もあってのことです。

 席の前側からも後ろ側も分かるように貼り紙を最初に作ったのは教室発表会でビデオ周辺の席に「この列の席はご利用できません」というのを作って使ってみたのが始まりなのですが、ソーシャルディスタンス用に席一つ空ける形の「この席は使用しないでください」を前後ろ両方見えるタイプで作ってみようと思ったきっかけは、友梨香さんが札響と共演させて頂きました「まなみーる DE クラシック」だったんですね。当日、まなみーる大ホールはやはり席を一つずつ空けての開催となり「この席は使用しないでください」という貼り紙が付けられていたのですが、席を空けた形での満席状態、後ろ側(2階側)のドアから入られたお客様が前側の席が「空いている」と思って前側に行ってみたら空いているのではなく「この席は使用しないでください」で、結局、また探して空いていると思ったらまた同じで、空いている席を見つけるのに場内を彷徨うみたいな感じになっていたのを見たんですね。キタラのようにレセプショニストがいれば空いている席に誘導してくれますが、だいたいはそうではないですよね。それで、前側からだけではなく後ろ側から見ても「この席は使用しないでください」が分かるように作ってみることにしたんですよね。まぁでもなかなか大変で、200席にそれをかけようとするなら400枚その紙を作ってラミネート加工しなければいけないし、更にそれを同じ間隔でビニールひもで繋げる・・・うすっぺらいA4コピー用紙をうすっぺらいラミネートフィルムにきちんと挟める作業は、ワタクシにとってはなかなかイラッとする作業でした(笑)。ひもで繋げるのは、夜な夜な真由美先生と麻里江先生に手伝ってもらいました。

 ちなみにクラシック岩見沢の時と同じく、ご来場の際に客席のひじ掛け箇所をお客様自身で消毒清掃して頂けるように除菌シートと使用後にゴミとしていれるビニール袋も一緒に配布する形は、真由美先生のアイディアです。

 昨年の春は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点により「中止」か「延期」かの苦渋の決断で「感染症対策をしながら行う」という選択肢はありませんでした。コロナ禍、昨年の夏以降これまで幾つかのイベントを開催してきておりますが、今は「どうのような形にしたら安全に開催できるか?」「どのようにしたら参加者や来場者の皆さんに安心して頂けるか?」ということばかりを考えております。コロナ禍で最初に開催した「ザ・クラシックコンサート岩見沢」の時の思いを忘れずに、感染症対策をしながらの作業には慣れても、気持ちは慣れずに油断することなく、次のイベントも取り組んでいきたいと思います。

 それにしても、、、真由美先生は前向きで確りしているし悪い方向に物事を考えない人ですから大丈夫でしょうけど、ワタクシは小心者で超心配症、更にプレッシャーに弱いときたもんだから・・・頭ハゲたらどうしよう? mariyurinopapa

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