ナナカマドの紅葉、イチョウの黄葉・・・岩見沢の街路樹は秋の深まりを少しずつ教えてくれます。四季の中で秋が一番好き、今はワタクシにとっていい季節です。でも、もう少しして葉が落ちる頃になると、ついつい感傷的になってしまう・・・。

 秋冬のピアノコンクール・・・ホールで演奏しての予選とかが無いと、ワタクシなど、実際に関わっていないと正直な所、やはりピンと来ないところがあります。コロナ禍となり動画審査によるコンクール、それでも先生方も参加する生徒さんたちもご家族も、そこに向かう姿勢は何一つ変わらず頑張っております。

 夏の毎日こどもピアノコンクールは教室で日にちを決めて撮影会を行いましたのが、今回のショパン国際ピアノコンクール in ASIAの地区大会向けのビデオに関しては、生徒さんそれぞれ申し込み締め切りの期日が違うため、毎コンの時のような撮影会は行わずにそれぞれの撮影という形で行ったようです。その第一期となります地区大会の結果が昨日、主催者HPにて発表となりました。第一期締切の地区大会には小学3・4年生部門で生徒さん1人が参加(ビデオ応募)、結果、地区大会通過で嬉しい全国大会進出となりました。誠におめでとうございます!ショパコンin ASIAに関しましては、この後の地区大会が多くなりますので、教室としては幸先の良いスタートが切れて良かったです♪

 そして今日は・・・札幌コンサートホールKitara小ホールにて、『第74回全日本学生音楽コンクール』北海道大会本選が開催され、当教室からは予選を通過しました中学生1名と高校生1名が出場しました。真由美先生は、出場者全員の演奏を聴くために朝早くに起きて出発。麻里江先生は、お昼までレッスンをして生徒さんの参加部門に間に合うようにワタクシと一緒にKitaraに行きました。

 札幌コンサートホールKitaraに行くのは、新型コロナウイルス感染拡大の影響ですっかり遠ざかってまして、ワタクシは1月の「ほっかいどうミュージックフェスティバル」以来、9ヵ月ぶりです。休憩明け、次の開演をお知らせするチャイムが鳴った時、小学校だったか?中学校だったか?の卒業式で卒業生みんなが言った「懐かしい響きよチャイムよ」というセリフをふと思い出しました(笑)

 本選出場の二人の生徒さん・・・中学校の部のR君は、奨励賞を受賞した去年に続き二度目の本選出場。一年経って、彼も大きく成長しました。相変わらずレベルが高い学コン出場者の皆さん、その中でも彼もまた素晴らしかったと思います。結果、奨励賞を受賞できました。麻里江先生とも話しをしましたが、R君はここ数年、グンと伸びてきてまだまだ伸びしろがあると思いますので、ハードルが高くて厳しくてもこういったハイレベルなコンクールにチャレンジして、もっと自分を高めていって欲しいと思います。去年に続いての入賞、誠におめでとうございます!

 高校の部のNちゃんは、小学校の部からずっと学コンにチャレンジしてきてますし、その内、入賞も何度もしております。高校3年生、この学コンも最後のチャンス。コロナ禍でどうなることかと思ったものの彼女がチャレンジする最後の学コン、それが動画審査などではなく、道内最高と思われる札幌コンサートホールKitaraのステージで弾かせて貰えたこと・・・我が子のことでは無く生徒さんのこととはいえ、毎日新聞北海道支社様に本当に感謝の気持ちです。中学校の部も聴き応えはかなりありましたが、高校の部となり、音はより重厚に強く大きく、より繊細に弱く美しく、そしてワタクシのような素人にでもそれぞれが創る音楽が伝わってくるような演奏が続き、大変聴き応えがありました。その中で、NちゃんもまたNちゃんらしい音楽を届けてくれて、大変感動しました。小さい頃からもう何年も彼女の演奏を聴いてきましたし、Kitaraでのコンサートの時のハプニング(ドレス事件?笑)なども思い出し、演奏が終わった頃には演奏の感動と共に(T-T)ウルウル状態でした・・・麻里江先生も同じく、父娘二人して(笑)。

 Nちゃん最後の学コンの結果は・・・なんと、なんと、第2位で嬉しい嬉しい全国大会進出となりました!木村教室としても念願の全国大会出場、友梨香さんが中2と中3の時以来ですので13年ぶりとなります。それは同じく、岩見沢の学生としても13年ぶりとなります。本当に良かった、おめでとうございます。全国大会でもNちゃんらしい演奏をしてきて欲しいと思います♪ mariyurinopapa
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