真由美先生は、一昨日の飛行機で東京出張へ。昨日は「第3回赤坂ジュニア音楽コンクール入賞者披露演奏会」に出演する生徒さんに付き添い、今日はピティナ・ピアノステップのアドバイザーの仕事です。入賞者披露演奏会のことは、真由美先生が帰宅後(明日帰ってきますが、直ぐ歌志内に行くので明後日になるかもしれませんが)、レポートしてもらいますね♪

 今日は、麻里江先生と一緒に札幌ザ・ルーテルホールで開催の「徳田貴子ピアノリサイタル」を聴きに行って来ました。徳田貴子さんは小さな頃に木村真由美ピアノ教室に通っていて、岩見沢でピティナや毎コンのコンクールデビュー、岩見沢ともゆかりのある方です。教室生徒さんは何気に目にしたことがあると思いますが、家のピアノ教室(ピアノ2台の部屋)の壁に飾ってあります二十年ちょっと前に行われました門下生コンクール受賞者によるヤングピアノコンサートの記念写真、真由美先生の隣にちょこんと立っている小さな女の子が徳田さんです。その後、恵庭市に引っ越しされて、それから娘たちと同じく札幌コンセルヴァトワールに通うようになりました。コンセルでは乃菜先生と同期なはずです。高校卒業後は渡米・・・(プログラム掲載のプロフィ―ルによりますと)特別奨学生としてシンシナティ音楽院卒業、フロリダアトランティック大学大学院芸術修士課程、マイアミ大学大学院フロスト音楽学校音楽博士課程修了(両大学院において学費全額免除)と、大変な才女であります。今日のリサイタル、岩見沢ともゆかりのある方ですので演奏を聴かせていただくのを楽しみにしておりました♪


【プログラム】

ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト………ピアノ・ソナタ 第16番 K.570 変ロ長調
・第1楽章 Allegro
・第2楽章 Adagio
・第3楽章 Allegretto

イグナツィ・ヤン・パデレフスキ………6つの演奏会用ユモレスクより
・第4番 ブルレスカ
・第3番 スカルラッティ風カプリス
・第6番 幻想的クラコヴィアク

フレデリク・ショパン………アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ Op.22

(休憩 10分)

グラジナ・バツェヴィチ………演奏会用クラコヴィアク

クロード・ドビュッシー………忘れられた映像
・レント(憂鬱に、そして優しく)
・ルーヴルの思い出
・嫌な天気だから「もう森へは行かない」の諸相

ニコライ・カプースチン………8つの演奏会用エチュード Op.40より
・第1番 前奏曲
・第2番 夢
・第3番 トッカティーナ

セルゲイ・リャプノフ………超絶技巧練習曲 第10番 レズギンカ
(バラキレフのスタイルで)


 コンサートは、モーツァルト、ショパン、ドビュッシーと有名な大作曲家の他、「古典派からジャズ風クラシックまで」とのサブタイトルの通りにカプースチンの曲やワタクシなど一般庶民が普段聴くことが殆どないであろう作曲家、パデレフスキ、バツェヴィチ、リャプノフの曲が演奏され、とても興味深く、そして最後まで楽しく聴かせて頂きました。また、時に軽やかに時に力強く颯爽と弾く姿も女性ピアニストとしてカッコ良く私の目に映りました♪リサイタルのご成功、誠におめでとうございます!

 帰りは冷える中、麻里江先生のリクエストで、大通公園で開催中のミュンヘン・クリスマス市によってホットココアを飲んでソーセージなどを食べて、それから帰路につきました。 mariyurinopapa
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