今日は、札幌コンサートホールKitara小ホールにて「第73回全日本学生音楽コンクール本選」が開催、当教室から中学校の部で2名と高校の部で1名、生徒さんが出場しますので、ワタクシも先生方と一緒に午後から生徒さんが出場する部を聴きに行って来ました。先ずは、出場された皆さん、ご家族の皆さん、ご指導の先生方、大変お疲れ様でした。そして運営の毎日新聞北海道支社のスタッフ皆様、今年も教室生徒がお世話になり、どうもありがとうございました。

 出場者皆さん、相変わらず高いレベルでの演奏ばかりで、大変聴き応えがあるコンクールなのですが、場内、非常に緊張感がある張り詰めた空気みたいなものがあって、ワタクシなんかは小心者ですので、聴いているだけなのになんか妙に緊張しちゃって、座っているお尻やら床についている足のつま先やら、なんか力が入っちゃって・・・正直言って、自分が弾いているワケでも運営スタッフでもないのに、全てが終わった後、その緊張感のせいか?今ちょっとクタッとしてます(苦笑)

 さて、それで教室生徒さんは・・・中学校の部のKちゃんは、小学校の時にこのコンクール(学コン)に挑戦しましたが、その時は予選通過ならずでした。今回、初めて予選通過しましたが・・・予選通過をして、本選の曲をやっているのが初めて聴こえた時、「えっ!大丈夫?間に合うんかい?」と正直言って、ワタクシは大変心配になりました。そう、ワタクシは本当に心配で、時折、先生方に「Kちゃん、どう?」と聞いていたくらいですから(笑)。でも、これまでの彼女のピアノ人生の中で一番練習したんでしょうね、きっと。あの高いレベルの出場者の中、彼女もまた緊張しながらも堂々と弾いてましたよ、うん。この例えが良いかどうか分かりませんが、演奏が終わった時は、ワタクシ、飛行機が無事に空港に着陸した時のような安堵感でした。入賞にはならなくても、今回は本当に素晴らしい経験をしたと思いますし、このコンクールに向けて頑張ってきたことが報われたように思いました。本当にお疲れ様でした!

 同じく中学校の部のR君は、今回、学コン初挑戦で本選進出、そして見事に奨励賞を受賞しました。彼は小6の時に毎コン本選で金賞受賞、その後、ピティナではD級とE級で全国入賞、ショパコン in ASIA のアジア大会でもコンチェルト部門で金賞を受賞するなどここ数年でメキメキと力を付けてきていると思います。そういった意味では、今回の学コン本選の舞台を経験できたこと、そしてその中での入賞は、本当に素晴らしいことで、これから彼がグレードアップ?バージョンアップ?していくための良い励みになることかと思います。もっとピアノが上手くなりたいという気持ちがあるならば、またきっとこのコンクールにチャレンジすることになるでしょう。一つ一つ積み重ねていって目指す演奏ができるように、これからも精進していって欲しいと思います。今日はおめでとうございます!

 そして高校の部のNちゃん・・・彼女は、これまで学コンでは小学校の部と中学生の部で奨励賞を受賞してまして、高校の部は昨年に続き2度目のチャレンジです。彼女にとっても先生にとっても、目指すものがあって、それはやはり他の出場者の方々も目指しているものです。その結果は・・・奨励賞受賞となりました。先ずは、入賞、誠におめでとうございます!真由美先生の話し「自分のベストの演奏ができずちょっと悔いの残る演奏となりましたが、Nちゃんの良さは十分発揮されていたと思います。その中で入賞できたということは、これからの励みになりますね。」とのことです。今回の悔しさは、確りとこれから歩む道に生かして欲しいと思います。この世界、上に行けば行くほど大変で困難になっていくと思いますが、でもそれを一つ一つ超えていくことにより、きっと音楽的にも人としても成長できると思いますので、頑張って欲しいと思います!

 という事で、当教室にとっての第73回全日本学生音楽コンクールは終了しちゃいました・・・よしっ!ならば、全国大会に向けては北海道代表の皆さんを静かに心の中で応援することにしよう♪( ゜゜)( 。。)( ゜゜)( 。。)うんうん mariyurinopapa
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