北海道岩見沢市出身。地元以外で演奏する際、彼女のプロフィールにはいつも最初にそう書かれている。札幌市なら、街の名前は日本全国、大人なら誰もがきっと知っているだろうけど・・・岩見沢市、東京でこの街の名前を知ってる人は、どのくらいいるのかな?多分、北海道と書かないとわからない人が多いでしょうね。

 昨日2/21は、東京オペラシティコンサートホールにて「明日を担う音楽家たち 〜文化庁在外研修の成果〜」(主催:文化庁、日本オーケストラ協会)が開催されました。平成29年度文化庁新進芸術家海外研修員に任命されてました家の次女(木村友梨香、ベルリン芸術大学修士課程在籍)も出演させて頂くので聴きに行って来ました。

 開場時間になって続々と多くのお客様がご来場。キャパ1,632席の素晴らしい大ホール、一階席から見渡す限りほぼ満席で驚き!それを見て、ワタクシもちょっとビビッてくる(緊張してくる)、唇が渇く、喉が渇く、身体が硬くなる、「ゆりさん、ちゃんと弾けるかな?大丈夫かな?」と妙に心配に・・・って、もう子どもだった頃と違うのに(笑)。

 コンサートは、海外研修員に任命されていた4人のソリストが、指揮:高関健先生のもと、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団と協奏曲を協演。先ずはトロンボーンの方、続いてヴァイオリンの方、2人とも素晴らしい演奏!休憩20分を挟んで3番手に友梨香が登場。

 彼女の演奏曲は、サン=サーンス作曲「ピアノ協奏曲 第2番」。彼女らしい綺麗な音色、技巧的な三楽章は鮮やかに弾ききりました。父親のワタクシが言うのもなんですが(苦笑)、ドイツ留学の成果を感じた素晴らしい演奏だったと思います。演奏を終えて大拍手の渦、「ブラボー!」の声も頂き、二度・三度とカーテンコール!幸せな瞬間でした。

 ワタクシも緊張しながらも集中して良い感じで聴けました。こんな時、彼女たちが子どもだった頃は・・・喉から心臓が飛び出そうになるくらいに緊張するわ(喉から心臓が飛び出たことはないけど)、身体が硬くなって金縛り状態?そんでもって幽体離脱してるような?はたまたふわふわと宇宙遊泳してるような?(って、幽体離脱も宇宙遊泳もしたことないけど)とにかく物凄く緊張してましたけど・・・でも、今回は大緊張で汗ビショになることもなく、気持ちも良い感じに入り込めて聴くことが出来ました。

 次のチェロの方の演奏もやはり素晴らしく、最後はソリスト4人揃ってのカーテンコール、盛大な拍手の中、感動と共に大成功に終了しました。

 東京の恩師・菊地先生と門下の皆さん、真由美先生のお友達、以前に代講で当教室講師となっていただいたことのあります珠美先生(Rukaちゃんママ様)、教室OG・フルート奏者の志保ちゃん、教室OG・友梨香さんの後輩となりました菜々子ちゃん、聴きにきてくださいました皆さま、本当に、本当にありがとうございました!

 素晴らしい機会を与えて頂いたことに感謝しますとともに、彼女がこれから更に磨きを掛けて、多くの方々に感動していただけるような音楽家になって欲しいと願っております。 mariyurinopapa
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全ての演奏を終えて、カーテンコール!
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ホール入口に大きなポスター
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終演後、舞台袖にて。
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ゲネプロの時間に合わせてドレスを届けに行った時に撮影、
東京オペラシティの外観!
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同じく、この3階にホール玄関があります。