今日は午後から、真由美先生は3/12の生徒2名が出演する「北海道少年少女オーケストラフェスティバル」のオケ合わせがまなみーる大ホールであったのでそちらに、ワタクシと麻里江先生はご招待券頂いておりましたコンサートを聴きに札幌のザ・ルーテルホールに行ってきました。
コンサートのタイトルは・・・北海道教育大学岩見沢校・野呂門下3年生によるピアノコンサート「A Monte ~原点に思いを寄せて~」で、教室OGの井上花鈴さんと同期3名の自主コンサートです。イタリア語で川上(上流)の意味を持つ「A Monte」、メンバー4人の苗字に「川」と「上」という漢字が入っていて、それでこのタイトルを思いついたそうで、音を楽しむ音楽を忘れず、初心にかえって音楽の楽しさを味わい、皆様にお届け出来るよう「原点に思いを寄せて」演奏するという気持ちを込められたタイトルとなっております。
【プログラム】
■モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」より序曲(連弾)
■J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第23番 ロ長調 BWV868
■シューマン=リスト:献呈 S.566 R.253
■メトネル:忘れられた調べ 第2集「悲劇的ソナタ」Op39-5
■サン・サーンス:死の舞踏 S.555 R.240
■プーランク:ナゼルの夜会 前奏曲 変奏Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,フィナーレ FP.84
(interval)
■伊藤 康英:琉球幻想曲(連弾)
■プーランク:主題と変奏 FP.151 変イ長調
■ベートーヴェン:ピアノソナタ第21番 ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」第1楽章
■ショパン:バラード 第1番 ト短調 Op.23
■ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
各部、連弾で始まり、その後のソロはそれぞれ大曲・難曲で、現役音大生ならではの活き活きとした演奏で聴かせてくれました。
同門の4人の学生、来月から4年生になり就職活動などが本格化するわけですが、この学年、学びの希望を胸に北海道教育大学岩見沢校に入学したのですが、新型コロナウイルス感染拡大により入学早々に対面式の授業ではなくパソコンを使ったリモートによる授業・レッスンが中心となり、元来出来るはずの色々なこと出来なくなりました。その分、これから卒業までの1年間、就職活動など大変でしょうけど、濃密な学生生活を過ごしてほしいと思います。
ちなみに4人のうち二人(井上花鈴さんと宮川光君)は岩教大に入学した1年の時よりこれまで3年間は「ザ・クラシックコンサート岩見沢」に出演して頂いております。コロナ渦で演奏会活動も含めて色々なことが出来なくなった3年間だったと思いますが、「ザ・クラシックコンサート岩見沢」は彼ら彼女らにとって、オンラインではなく観客に生の演奏を聴いてもらえる数少ない貴重な機会だったかもしれません。コロナ渦となって特に1年目・2年目は主催者としてもコンサート開催は本当に大変でしたが、そう思うと一度も中止などにせずに頑張って開催して良かったとあらためて思いました。
さて、まなみーるでのオケ合わせ、前回のえぽあホールから2回目となりますが、入るタイミングとか良い感じになってきたようです。ソリストの二人ものびのびと演奏していたようで、3/12の本番が楽しみになってきました。是非、教室生徒の皆さんには勿論のこと、多くの方々に聴いて頂きたく、どうぞよろしくお願い致します。 mariyurinopapa